OPP袋のメリットとデメリットについて
OPP袋とは、透明なフィルムを加工した袋のことです。
OPPとは、2軸延伸ポリプロピレンのことです。
ポリプロピレンを縦と横方向に引っ張ってフィルム状とし、それを袋にしたものです。
OPP袋のメリットとしましては、透明性が高いということです。
透明性が高く光沢性が優れているため、商品を梱包するのに適しています。
ブックカバーやCDなどのカバーで用いられています。
また、引き裂きや引っ張りに対する強度が強いこともメリットとして挙げられます。
防湿性が高いことも特徴のひとつです。
そのため、湿気に弱い物を入れておくための袋としてよく用いられています。
耐熱性が130℃であることもメリットと言えます。
他方、デメリットとしましては、フィルムの接合部が裂けやすいという点です。
フィルムの中心部は引き裂きに強いのですが、接合箇所は弱い特性があります。
液体物や粉末物を入れるには不向きであることも、デメリットのひとつと言えます。